はじめまして!
株式会社 百華 代表の岡部恭子です。
株式会社百華は2021年に創業いたしました。
私がどんな「思い」でこの株式会社 百華を創業したかをお伝えするため、少し遡ってお話させていただきます。
エステサロンをオープン
私は創業の5年前の2016年、長野県長野市に個人事業主としてエステサロン「サンティエール」をオープンしました。
ホットペッパーに掲載したらお客様は来るだろう、そんな安易な考えでエステ経験もなく、お客様も0からのスタート。
オープン月初は、なんと売上が15,000円ほどしかなかったのです。
さらには、内装業者さんから資金を過重請求され、弁護士さんに相談したりと、てんやわんや!
(その時のお金は返ってきました!笑)
そこから半年後に売上70万円を超えやっとサロンらしくなってきたな、という時に歩くこともできなくなってしまい、突然入院。
膠原病になって入院
膠原病の一種である「全身性エリテマトードス」という病気だったのです。
さらには、その病気に伴う「結節性紅斑(けっせつせいこうはん)」という当時は聞いた事のなかった病気にもなりました。
膠原病の一種である「全身性エリテマトーデス」は完治しない病気で、治療方法もないと言われました。
とても落ち込みましたが、当時の担当医の先生に「完治はしない病気だからこそ、今後どう向き合って行くか、この病気とどう付き合っていくか考えましょう。」そんなふうに言われたことがなんとなく記憶に残っています。
私の体が動かないのは、私がいけないんじゃなくて、病気だからなんだ。
治療がんばらなくていいんだ、病気を治すために頑張らなくていいんだ。
そう考えたら、とても気が楽になりました。
もちろん、入院中は売上も0円ですが、毎月支払うお金はたくさん。
お金の心配はありました。
少しでも動くと骨から筋肉が削がれるような痛みに耐え、動かない体で病院の天井を見つめる毎日でした。
そこから、私の働き方はこのままでいいのかな?
病気と向き合いながら働くにはどうしたらいいんだろう?
女性の働き方とは?
自分らしく働くってどうしたらいいの?
たくさんの事を考えました。
退院後はひとりサロンで月200万円の売上を作ることができました。
オープンから3年後には年間の売上も800万円から1,000万円を達成。
その後、サロンコンサル業や異業種コンサル、スクール開催などたくさんの経験をさせて頂きました。
たくさんの女性と関わって思ったこと
様々な女性のお客様とお話して、やはり女性は「自分らしく生きる」という事が大切だと実感したのです。
自分らしく生きるとは、わがままに自分の価値観を誰かに押し付ける事ではありません。
自分の価値観を大切にしながら、自分を表現し、生きること。
今では共働きの女性も多く、働く女性が多い時代です。
専業主婦だとしても、それは家族のためにしている「大切なお仕事」です。
男性がどうでも良いというわけではございませんが、社会の中でも家族の中でも「女性」は太陽のような存在です。
男女平等と言われる時代ですが、人の持つべき価値や権利に対する部分ではもちろん平等です。
でも、機能や構造として男性には男性を活かした働き方、女性には女性を活かした働き方がある、と私は感じます。
そんな女性やあらゆる企業の可能性を私は誰よりも信じ、これからの時代にふさわしい新しい価値観を創造する。
誰かの思いが、
人生を変えるキッカケになる。
そんな気持ちで「株式会社 百華」を立ち上げました。
補助金に関わるホームページ制作代行、サロン機器販売、サロンコンサル、技術研修などの業務を行なっています。
サロン様や、企業の代表者様にとって必要なことをお手伝いをさせていただいています。
どれだけ便利な社会になろうとも、やはりいつの時代も「人の心」が重要だと感じます。
人は、心(感情)が大きく揺さぶられた時に、行動します。
その「心」を大切にできるよう、私は心理学や脳科学、コーチングなども学びました。
あらゆる可能性から「人や企業の魅力を最大限に活かす」ことをしたいのです。
自分の可能性を信じ、
自分を最大限活かせる人に。
私はサロンコンサルもしていますが、皆さんそれぞれ持つスキルは違います。
どれだけ私が成功できます!と伝えても、ご本人が成功なんてできない、と思っていたら無理でしょう。
自分を信頼し、思いを伝えることができ、行動できる人になれるよう、お手伝いしたいのです。
テクニックだけではなく、その人の在り方や思いが何よりも大切です。
結果を変えるには、行動よりも自分の思考を整え、捉え方を変えること。
私が成功した方法をお伝えすることは簡単ですが、全く同じ方法で成功するかはまたちょっと違う時もあるのです。
その違いがあなたの「心」の部分であり、「あなたらしさ」なのです。
株式会社 百華では、その「心」の部分も大切に活動したいと思っています。
最後に、全ての女性があなたらしく人生に喜びを感じ、楽しんでいけますように!
株式会社 百華
代表取締役 岡部恭子
あとがき
…と、かなり真面目に書いておりますが私自身、普段は本当に抜けている所も多いし、忘れ物もたくさんします。
はっきり言って、女性が起業する、と言うと舐められることもありました。
さらには、なんでこんなことあるの!?って髪の毛むしりたくなっちゃう事だって色々ありました。
私なんて、と思うこともたくさんありました。
けど、自分には何ができるか?
どうしたらできるか?
ひたすらに考えて行動し、好きな事だけをやって株式会社まで作ってしまいました。
2022年現在36歳、まだ結婚はしていません。
女性が働きながら家庭を持ち、子供を産める期間は限られます。
私にとってはその期限についても向き合う時期がやってきました。
それが「フェムテック」というものに興味を満ち始めたキッカケでもあります。
フェムテックってカラダのケアだけじゃなくて、心のケア管理も必要です。
カラダをメンテナンスして管理するように、心の管理もするのです。
女性にはカラダ、感情、いろいろな面で「波」があります。
今現在の私のお話をすることで、誰かの参考にもなれたらな、と思っています。
私は特に感情人間なので、感情がジェットコースターのように心がいつも動きます。
いい奴そうに見える時もあれば、めっちゃ嫌な奴に見える時もあるでしょう。
人前では泣かないけど、一人の時とか不甲斐ない自分が悔しくてお風呂の中でめっちゃ泣いたりします。
(お風呂の中だといちいち涙拭かなくていいし鼻水たれても気にならないからです。笑)
そんな風に嬉しいときに嬉しい、悲し時に悲しいって言えるとか、そんな時に自分らしさを感じます。
自分にだけは、嘘はつけません。
皆さんはどんな時に自分らしさを感じますか?
自分らしさなんて、すごい事できるとかそんな事じゃなくていいんです。
女性は感情が豊かなので、感情を押し殺さずにどんどん表現してほしいな、と思います。
傲慢でわがままに、自分の価値観を相手に押し付けることなく、素直に自分らしい方法で。
毎日なんでもない1日と思う事もありますが、同じ時間は二度とやってきません。
嬉しい、楽しい、悲しい、ムカつく、つまらない、ぜーんぶ含めて幸せなのです。
どんな気持ちで過ごそうが、毎日、毎日、大切な時間を過ごしている。
それこそ幸せです。
全ての方が心から「自分らしく」生きることを願っています。
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